2011/10/20

池の底に水の神(蝮ヶ池 龍神社・辨天社)



池下駅より北に行ったところに、蝮ヶ池八幡宮がありますが、
その関係社の龍神社・辨天社が、八幡宮と池下駅の間に三角の土地にあります。

そこには、こんな歴史が…







蝮ヶ池八幡宮のパンフレットに情報が載っています。
そちらより引用します。


「龍神と辨天神は水の神です。
池下駅から東方にかけて、蝮ヶ池という大池がありました。
大正十年に千種耕地整理組合が発足し、翌年からの工事で池がなくなりました。
この埋め立て工事中、交通局職員・工事関係者の事故が相つぎ、
工事責任者の矢口眞之助氏が、三日三晩うなされ続く等の事があり
水の神である龍神様(池主大神)を現在池の底だった一角に、祭ったと伝わります。
併せ水に縁のある辨天社(市杵島姫命)が合祀されたのです。」


そんな歴史があったのか!!と驚きでした。
八幡宮でパンフレットをもらっておいてよかったです(笑)
またひとつ、千種区について豆知識がふえました。

龍神社には、小さな小さな池があり、小さな鯉が何匹か泳いでいます。



お社が2つ写っていますが、それぞれ龍神社・辨天社だと思われます。


この「龍神社」は今年の夏に公募した『千の種かるた』のキーワードとして
応募してもらったものです。
「り」で始まる場所はほとんどないので、助かりました!
千の種かるた採用作品については、こちらで見れます!


(文章 Y・M)


■地域エリア : 池下
■住所    : 池下2丁目30番地



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